プリンセス・トヨトミ  万城目学  2013.9.24.

2013.9.24. プリンセス・トヨトミ

著者  万城目(まきめ)学 1976年大阪生まれ。京大法卒。06年『鴨川ホルモー』(4回ボイルドエッグズ新人賞)でデビュー。09年同作が舞台化・映画化。07年『鹿男あをによし』(137回直木賞候補)、テレビドラマ化。09年本書が第141回直木賞候補、11年映画化

発行日           2011.4.10. 第1            5.15. 第4
発行所           文藝春秋(文春文庫)
初出         『別冊文藝春秋』20081月号~20091月号
単行本      20093月 文藝春秋刊

大阪府に入った会計検査院による補助金検査対象に、最終段階で社団法人OJOが加えられ、35年間立ち入り検査がなかった秘密が明かされる
社団法人は、滅亡した豊臣家の末裔を代々守るため、維新当時新政府から独立を認められた大阪国を設立、成人男子だけ、かつ死を確信したときにのみ長男にその地位を受け継がせる形で連綿として続いてきたが、その組織維持のために補助金が交付され費消されてきた
現在の末裔は、中学2年の両親に死なれて叔母に育てられた女の子、知り合いのお好み焼き屋一家が実質面倒を見ているが、実はその主が大阪国の総理大臣で、女の子と同学年の長男に事実を伝える
主任検査官は、敢然とその秘密に立ち向かい、補助金の不正支出を暴こうとして、密かに末裔の女の子を警察に保護させる
検査官の追求と女の子の失踪に危機を悟った大阪国は、国民に秘密の合図を発し、2007.5.31. 16:00pmを期して大阪城に集結、主任検査官と対峙
35年前は、2百万とも言われる大阪国民の大群衆に恐れをなして、補助金支出を不問としたが、今回は群衆を前にしても検査結果は変えないと明言、一触即発となったが、女の子が無事だと分かり、群衆は平静に戻る
主任検査官は、自らも大阪国の一員だったことを悟り、検査では何事もなかったと報告

あとがきにかえてエッセイ
なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪             『別冊文藝春秋』20093月号初出
予備校まで大阪で、大好きな大阪城を見上げながら育った太閤びいきの筆者が、幼いころ過ごした谷町6丁目から続く下り坂の途中にある空堀(からほり)商店街を舞台に作品を書いた。『夫婦善哉』の織田作之助も、筆者の実家と200mも離れていないところに実家があり、散々あの辺を使って小説を書いたように、小説の筋をのせるのに適した土地柄
『プリンセス・トヨトミ』は、私なりのふるさとを書いている、ということらしい


Wikipedia
『プリンセス・トヨトミ』(英題:Princess Toyotomi は、日本作家である万城目学の小説。
万城目学初の長編連載作品。第141直木賞候補作。『鹿男あをによし』と『鴨川ホルモー』に続く「関西三部作」のひとつ。400年にわたりあるものを守り続けてきた大阪の男たちと、それを知らずに大阪へやってきた会計検査院との攻防を軸に、親子の絆を描いたパラレルワールド的な作品。『鹿男あをによし』とは一部世界観を共有しており、同作品に登場した大阪女学館剣道部顧問の南場勇三がわずかに登場する。また、作中で頻発していた地震についても触れられている。
吉本」やバラエティ番組でよく取り上げられるイメージとは違う「日常の大阪」「もうひとつの大阪」を意識して執筆されている。例えば、観光地としては知名度が高くない空堀商店街が主な舞台とされ、大輔と茶子の会話にはベタなボケ・突っ込みシーンがなく(むしろコミカルなやり取りは東京からやってくる会計検査院側に多い)、熱狂的な阪神ファンも出てこない(ただし映画では新世界や道頓堀などのシーンが多く挿入されている)。
あらすじ[編集]
531木曜日、午後4時。突如として大阪府で一切の営業活動、商業活動が一斉に停止した。物語はそこからさかのぼること10日前、東京から訪れた会計検査院の調査官3人と、空堀商店街に住む2人の中学生の、一見何の関わりもない行動を中心に描かれる。
会計検査院第六局所属の松平・鳥居・旭の3人は実地検査のため大阪を訪れる。そのリストの中には謎の団体「社団法人OJO」が入っていたが、期間中にOJOの検査をできないまま一旦帰京する。一方、空堀中学校に通う大輔と茶子は幼馴染。長い間女の子になりたいと思っていた大輔はセーラー服姿で登校することを夢に見て、実行に移す。しかし、彼を待っていたのは壮絶ないじめであった。
週が明けて火曜日、ある理由で大阪に残っていた松平はOJOの実地検査ができることを知り、現地へと向かう。一方の大輔はその日、担任教師に早退を命じられ、父親とともにある場所へと行くことになる。松平と大輔の2人が見たものは地下に眠る「大阪国」であり、大輔は父が大阪国の総理大臣であることを告げられる。
「大阪国」は35年間で日本国政府から175億円もの補助金を受けていたが、肝心なことを国との条約を盾に語らない。松平はこの「大阪国」の不正を明るみにするために対決することに。そんな中、大輔へのいじめがエスカレートし、茶子はいじめた相手への襲撃を決行するが、そのことが思いもよらぬ事態へと発展する。
それぞれの思惑と誤解が交錯したとき、長く閉ざされていた歴史の扉が開かれる。
用語解説[編集]
大阪国
大坂夏の陣による豊臣家の滅亡後、徳川家は豊臣秀吉が築いた大坂城を全て破却し、大坂から豊臣家の痕跡を消し去ろうとした(大坂城#徳川氏大坂城を参照)。そうした徳川家のやり方に不満を抱いた大坂の町人が、秘密裏にあるものを守るために大坂城の地下に寄合場を造ったのが大阪国の始まりである。その後、明治維新時に太政官政府と条約を交わし、国が正式に大阪国の存在を承認し、大阪国の運営資金を国家予算に組み込む(肩代わりする)ことになった。このとき以外、外部には一切その存在を現しておらず、関係者以外に存在を公にされた時が大阪国の終わりとされる。国が「訪問(視察)」の意思を伝えた場には誠実に対応しなければならない。あるものが危機にさらされた時、大阪国の人間は決められた「合図」に従って「立ち上がる」。大阪府民全てが大阪国の人間というわけではなく、大阪国の人間として認められるには条件がある。
「国」ということで、大阪国の「国会議事堂」が存在する。その内部は実際の国会議事堂によく似ているが、ここで法案を成立させることなどはないという。また、3年間の持ち回りで「大阪国総理大臣」が選出されている。運営資金の多くは、大阪国民をチェックするためのスーパーコンピュータや、「合図」のための伝達・整備資金にあてがわれている。
社団法人OJO
国や大阪府などから大阪国へ送られる資金の受け皿となっているダミー組織の一つ。大阪国の存在を公にできないため、資金の使途については「補助金」という形で一部偽りの報告を行ってきた。空堀商店街にある「長浜ビル」なる年季の入った建物に事務所があり、大阪国へとつながる長いトンネルが続く。「OJO」は略称でも何でもなく、大阪国の人間が守ってきたものそのものを指し、これが大阪国が存在する理由となっている。
主な登場人物[編集]
主な登場人物の名前は歴史上の人物から採られている。例えば豊臣秀吉の妹旭姫から採られた「旭」など。真田家のみは豊臣家に忠誠を誓った真田家の末裔であるように示唆されているが、他の登場人物の名は、東京=徳川方・大阪=豊臣方の立場を示す記号的な意味合いと思われる。
会計検査院[編集]
松平 元(まつだいら はじめ)
会計検査院第六局副長。39歳。国家公務員1種試験をトップ合格しながら、「検査がしたい」との理由で名だたる省庁の誘いを断って検査院に入った。卓越した調査能力と妥協を許さぬ追及の厳しさから「鬼の松平」と恐れられる。大きな仕事の前には全身の関節を鳴らす癖がある。アイスクリームが好物で、事あるごとに食べる。両親は大阪出身で、すでに他界した元官僚の父親とは長い間確執があった。幼少時に2年半ほど森之宮に住んでいたことがあり、その時に大阪城の異様な光景を目の当たりにしている。部下である鳥居の印象によると、三島由紀夫を連想する。徳川家康の原名、松平元康に由来。
鳥居 忠(とりい ただし)
会計検査院第六局所属。32歳。小太りで童顔。調査員らしからぬおっちょこちょいな性格で、検査院に入って10年経ってもミスを連発している。しかし、インクの臭いが苦手という体質から書類偽造を見極めたり、予期せず勘が鋭く働いたりすることから、本人の知らないところで「ミラクル鳥居」と呼ばれ、その能力を松平に買われている。恋人がおらず、見合いもうまくいっていないことが検査院内で噂になっており、下の名前(ファーストネーム)で呼ばれるのは実の母親だけだと言われている。原作では「ただし」の漢字表記は明らかになっていないが、映画のパンフレットで「忠」と表記されている。家康の側近、鳥居元忠に由来。
ゲーンズブール(あさひ ゲーンズブール)
会計検査院第六局所属。29歳。ハーバード大学卒業。国家公務員1種試験をトップ合格し、内閣法制局への出向経験を持つ才女。日本人とフランス人のハーフで、すれ違った男性のほとんどが振り返る程の美貌の持ち主。ただしフランス語は話せず、代わりに英語が堪能で、なぜか大阪弁も話せる(幼少の頃大阪育ち)。会計検査院に来たのにはある目的がある。ファーストネームで呼ばれることを嫌うなど、鳥居にはやや冷めた態度を取っている。秀吉の妹で家康の正室だった旭姫に由来。
大阪市立空堀中学校[編集]
真田 大輔(さなだ だいすけ)
中学二年生。小学生の頃から女性になることに憧れ、男物の服装でいることに抵抗を感じていた(ただし男性を恋愛対象として見ているわけではない)。セーラー服で登校したことをきっかけにいじめの対象になるが、頑なに男子制服を着ることを拒む。しかし運動が苦手な肥満体質で、セーラー服姿は似合わない。真田幸村の長男で、大阪城内で秀頼と一緒に自害したとされる大助に由来。
橋場 茶子(はしば ちゃこ)
中学二年生。陸上部員。2歳の時に交通事故で両親を亡くし、自身を引き取った叔母(宗右衛門町でスナックを経営)と大輔の家族によって育てられた。男勝りな性格で、小さい頃からよくいじめられる大輔をいつも守っていた。大輔からはセーラー姿で登校することを最初に打ち明けられている。秀吉の苗字「羽柴」と、秀頼の生母・淀殿の本名「茶々」に由来。
猛司(しま たけし)
中学二年生。実家がジャコを扱う乾物屋であることから、「ジャコ屋」と茶子に呼ばれている。1年前に父親を亡くしている。「太閤」のお向かいさんだが、大輔と親しくなるのは中学生になってから。大柄な体格で大輔が苦手としていたが、次第に大輔にとって良き理解者となっていく。豊臣方武将・島左近に由来。
蜂須賀 勝(はちすか まさる)
中学三年。父は暴力団組長で、本人も虚実入り混じった武勇伝を持つ学内の番長。大輔を執拗にいじめる。秀吉の側近蜂須賀正勝(小六)に由来。
後藤(ごとう)
大輔の担任。授業をよく長引かせることから生徒には評判が悪いが、何かと大輔を気にかける。豊臣方武将・後藤又兵衛に由来。
真田家[編集]
真田家の男には、大阪国が守ってきたあるものを最も近い場所で見守りつづける役目がある。
真田 幸一(さなだ こういち)
大輔の父。お好み焼き屋「太閤」主人。腕は確かで店の評判も良いが、不器用かつ頑固な性格で、雑誌のインタビューを断り続けている。タテジマの球団ではなく広島カープのファンで、特に前田智徳が好き。茶子の実母とは幼馴染だった。実は彼こそが現在の大阪国総理大臣である。大阪冬の陣で徳川軍に大打撃を与え、夏の陣では家康本陣に決死の突貫攻撃を仕掛けて「日本一の兵」と賞された豊臣軍主力・真田幸村に由来。
真田 竹子(さなだ たけこ)
大輔の母。大輔の容姿は彼女譲りである。幸村の正室・竹林院(竹姫)に由来。
真田 昌一(さなだ しょういち)
大輔の祖父で、幸一の父。「太閤」の店番で忙しい父母に代わってよく大輔の面倒を見ていた。大輔が小学1年の時に死去。幸村の父・真田昌幸に由来。
その他[編集]
浅野(あさの)
普段は空堀商店街で和菓子屋「だるま屋」を営む。長浜ビルにて大阪国に続くトンネルの門番を担当。幸一を幼いころから知っている長老である。浅野氏に由来。
長宗我部(ちょうそかべ)
普段は小学校で社会科の教師を務める。松平が大阪国を訪問した際に、議事堂までの案内と書記を担当。豊臣方主力長宗我部氏に由来。
千野(ちの)
普段は弁護士。大阪国が「立ち上がった」後に、事態の確認と収拾を図るべく松平に質問を投げる。秀吉の茶頭・千利休に由来すると思われる。
宇喜多(うきた)
大阪府警少年課の刑事。大輔たちの面倒を見ることになる。人相が悪く、性格も横柄。宇喜多秀家に由来。
メディアミックス[編集]
ラジオドラマ[編集]
NHK-FM放送の「青春アドベンチャー」にて、20091123 - 124の日程により、全10回で制作・放送。時間の制約上原作からカットした個所があったり、大輔も島のことを「ジャコ屋」と呼ぶなどといった相違がある。なお、第1回放送当日は連動企画として「今日は一日おいしい音楽・食いだおれ三昧」がNHK大阪放送局より生放送された。 2012220 - 32日の日程で、青春アドベンチャーにて再放送。
キャスト[編集]
·           松平 利重剛/少年時代関根航
·           鳥居マギー
·           ゲーンズブール川原亜矢子
·           真田 大輔三田村陽斗
·           橋場 茶子櫻田実久
·           真田 幸一赤井英和
映画[編集]
『プリンセス トヨトミ』のタイトルで、2011528日・全国東宝系で公開。脚本、監督、プロデューサーなどドラマ化された『鹿男あをによし』と同じスタッフで制作されている。
全国277スクリーンで公開され、201152829日の初日2日間で興収35963,800円、動員234,391人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった。最終興行収入16.2億円。
2012512日に、フジテレビ系で地上波初放送された。
キャッチコピー[編集]
·           その日大阪が全停止した。
·           大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。
原作との違い[編集]
映画版では原作の世界観を再現する一方で、大きく3つの設定を改変した。これに伴い、OJOの実地検査に至る部分などがほとんどオリジナルエピソードとなっている。
·           原作では男性だった鳥居を女性(同時に名前を「鳥居忠子」)に、女性だった旭を男性にそれぞれ変更した。これはキャスティングの時点で、原作の旭の設定(ハーフで背の高い女性)に合う俳優がおらず、同時にその時点で新たに探すのが困難だった事が理由。
·           本作品の持つ現実とファンタジーの橋渡し的な役割を演じることができ、また鳥居の役柄が『鹿男』の藤原君と共通している(歴史に詳しい、主人公が置かれている状況を知らずに真相に迫るなど)部分があることで、藤原君を演じた綾瀬がキャスティングされた。なお、『鹿男』の原作では鳥居同様、藤原君も男性である。
·           大阪国の秘密は原作では男しか共有しておらず、女は秘密を知っていても男たちの活動を放任しているのに対し、映画では男女ともに知る公然の秘密とされ、女も「立ち上がる」シーンに関わっている。これにより、大阪国の人間が一堂に会する場面に鳥居や茶子が居合わせているほか、大阪城の異変に気付いている。ただし、女は「立ち上がる」に関わっているものの、男たちに合図を出してからは姿を隠すだけで、大阪国の人間が一堂に会する際に集まったのは男のみである(ただし鳥居や茶子の立ち入りが咎められないのを見る限り、いわゆる「女人禁制」ではない)。
·         大阪の全停止が、531日ではなく78になっている。また、会計検査院の3人が大阪に来てから全停止するまでが、10日間から4日間に短縮されている。そのため、大阪国民が立ち上がるまでの過程・やり取りが簡略化され、大阪全停止のシーンも大阪市内のみの描写になっている。また、空堀商店街や空堀中学校でのエピソードが大幅に削られ、「ジャコ屋」こと島が登場しない。代わりに会計検査院の3人と大輔、茶子との絡みが増えている。
そのほかでは以下の相違がみられる。
·           OJO財団法人とされたほか「大阪城趾整備機構」という仮の名称が付けられており、その経理を長曽我部が担当している。
·           大阪国の人間として子供が認められる年齢。原作では18歳だが、映画では元服の年である14歳。
·           「太閤」のメニューにモダン焼きが入っている。原作では幸一が「なにか違う」という曖昧な理由でメニューに入れていない。
·           原作では茶子が蜂須賀組事務所を襲撃するが、映画では蜂須賀の挑発を受けた末、大阪国民となった大輔が事務所を襲撃する。一方の茶子は先に襲撃を試みるが、タクシーで尾行してきた鳥居に止められた上に鳥居が勝手にタクシーに押し込めて現場を去ってしまい(しかもその後、茶子をホテルに軟禁・監視した)、その際の出来事から思いもよらぬ事態へと発展する。また、蜂須賀との後日談は描かれていない。
·           終盤の会計検査院と大阪国のやり取りが変更されている。府庁前の会談で、原作では真田に流れ弾が当たり松平が応急処置をするが、映画では松平が撃たれて病院に運ばれる。また日本国政府の関与が描かれていない。
·           松平の父親が元官僚ではなく、勤めていた会社が倒産して以降は無職。定職に就かず家でぐうたらしているだけで愛想を尽かした妻から離婚され、当時そんな父親に失望していた松平とも引き離される。その後、会計検査院に入り高給取りになった松平に金をせびるなどしたため、松平は父親への失望をより深めた。「元官僚」というのは松平が大学時代、周囲の人間の親が官僚や政治家、財閥のトップばかりという状況にコンプレックスを抱いた揚句、周囲から父親について問われた際に偽っていた嘘の経歴であり、死を控えた父親からの呼び出しにも、そして父親の死にも「今忙しい」と立ち会う事さえしなかった。
·           原作では松平は母親の姓であり、両親の離婚後、名乗ることになる。父親の姓は不明。映画では病床の父親のベッドに「松平 康(息子と合わせると元康になる)」と記されたシーンがある。
·           松平の両親の出身地が原作ではともに大阪となっているが、映画では母親については言及されていない。
·           映画での松平は携帯電話を出先に、よく忘れる癖がある。余り好きではないらしい。
·           OJOへの実地検査は原作では三十五年間、一度も行われていないが、映画では三十五年前の記録だけがなく、前後はあることから、以降も形式上の検査は行われていたと思われる。
·           大阪府庁職員の名に「堀田」、OJOの理事の名に「直江」が使われている。原作には登場しないが、ともに大阪方の武将の姓である。
キャスト[]
·           松平 堤真一 / 幼少の元 - 岡部太夢
·           鳥居 忠子綾瀬はるか
·           ゲーンズブール岡田将生
·           真田 大輔森永悠希
·           橋場 茶子沢木ルカ
·           真田 竹子和久井映見
·           真田 幸一中井貴一
·           空堀中学校・校長宇梶剛士



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