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略奪の帝国  William Dalrymple  2022.9.6.

  2022.9.6.  略奪の帝国 東インド会社の興亡 上下 The Anarchy  ~  The Relentless Rise of thr East India Company    2019   著者  William Dalrymple   1965 年スコットランド生まれ。現在、イギリスで最も活躍する歴史家の一人で、その著書の多くがベストセラーとなっている。ケンブリッジ大在学中に、マルコ・ポーロについての評伝『 In Xanadu 』で評価を得て、その後『 White Mughals, The Last Mughals: Love and Betrayal in 18th-century India, Return of a King: The Battle for Afghanistan 』など、インド、ムガル帝国を舞台とした数々の話題作を発表。本書は ’19 年のサンデー・タイムズベストセラーのトップ 5 に入り、バラク・オバマによる同年のベストノンフィクションにもリストアップされた。邦訳に『コ・イ・ヌール:美しきダイアモンドの血塗られた歴史』がある   訳者  小坂恵理 翻訳家。慶應大文学部英文学科卒。訳書に『古今東西の哲学が教える現代をよく生きる術』、『貿易戦争は階級闘争である』、『マーシャルプラン:新世界秩序の誕生』、『ポール・ローマーと経済成長の謎』など多数   発行日            2022.6.20.  初版印刷           6.30.  初版発行 発行所            河出書房新社   『 19-08   コ・イ・ヌール』参照   登場人物 1.    イギリス人 l   ロバート・クライヴ ( 初代クライヴ男爵 )   1725 ~ 74 イギリス東インド会社書記として入社。軍人として優れた才能を発揮してベンガル知事に出世。野心旺盛で強引、暴力的で冷酷だが、私設軍の有能なリーダーとして活躍。東インド会社はベンガルなど 3 州で政治的にも軍事的にも派遣を握り、イギリスによるインド統治の土台を築く l   ウォーレン・ヘイスティングズ  1732 ~ 1818 言語学者。ウィリアム要塞の初代プレジデント。ベンガル最高会議議長。 1773 ~ 8