優雅な大人のための欧州浪漫紀行  梨村源次郎  2014.3.30.

2014.3.30. 優雅な大人のための欧州浪漫紀行

著者 梨村源次郎 1947年生まれ。東大工卒。大手製鉄会社勤務。71年イタリア国営製鉄会社ターラント製鉄所派遣。75MIT経営大学院に留学。82OECDパリ本部鉄鋼委員会事務局派遣(3)。帰国後趣味として油絵を始める。現在投資会社経営

発行日           2007.3.20. 第1刷発行
発行所           幻冬舎ルネサンス

通だけが知っている、奥深い欧州の愉しみ
欧州駐在歴のある著者が教える、とっておきの欧州
その土地でしか見られない本物の絵画、遺跡、音楽、そして美食の数々をめぐる、欧州紀行エッセイ

第1章        遙かなるイタリアン・ブルー
Ø  ジュリエットの街ヴェローナ ⇒ シェークスピアの『ロメオとジュリエット』の舞台。若い女性は皆ジュリエッタ(イタリア語)に見える
アレーナ音楽祭 ⇒ ミラノ・スカラ座メンバーを主力とするオーケストラでヴェルディをやる
Ø  パードヴァ ⇒ 大学都市。スクロヴェーニ礼拝堂のジョットの壁画(130305)26枚のキリストの生涯
Ø  ラヴェンナ ⇒ 西ローマ帝国最後の首都、ビザンチン帝国のイタリア総督府が置かれた。サン・ヴィターレ教会とガッラ・プラチーディア廟、サンタポリナーレ・ヌオーヴォ教会のモザイク画。近郊では、トレビアーノ種(白ワイン)とサンジョベーゼ種(赤ワイン)の栽培が盛ん。フィレンツェの行政長官まで務めながら政治抗争に負けて負われたダンテが『神曲』を完成させた土地
Ø  クラッセ ⇒ 大聖堂
Ø  サンセポルクロ(聖なる墓の意) ⇒ 15世紀ルネサンスの画家ピエロ・フランチェスカの生地。近時再評価が進みラファエロやミケランジェロと等しく後世に大きな影響を与えた重要な画家としての地位が与えられつつある。市立美術館に「キリストの復活」他3枚あり
Ø  アレッツォ ⇒ サン・フランチェスコ聖堂にピエロの代表作「聖十字架伝説」がある(145266年の作)。ピエロは、絵画の三要素は素描、計測、色彩であるとし、構図を数理的に考え、厳密な幾何学に裏打ちされるべきと強調
Ø  モンテプルチアーノ ⇒ トスカーナ・ワインのふるさと
Ø  ピエンツァ(旧名コルシニャーノ) ⇒ 教皇ピウス2世の出身地。生地をルネサンス様式で統一された美しい町に造り替えようとして名前も自分を冠したものに変えた
Ø  ソレント ⇒ カプリ島の青の洞窟へ
Ø  アマルフィ海岸 ⇒ 912世紀に海洋共和国として栄えたが地震等で多くの土地が海中に没して衰退。現在はリゾート
Ø  ラヴェッロ ⇒ 11世紀後半の大聖堂にはビザンチン様式のモザイク画が美しい。ワーグナーがもの町で《パルシファル》
Ø  古代都市ポンペイ ⇒ 79年のヴェスヴィオ山の噴火。城外のヴィラ・ディ・ミステリ(秘儀荘)のディオニソスの秘儀は、紀元前1世紀に描かれたフレスコ画、写実性の高い芸術様式
Ø  ヴァチカン ⇒ システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画や壁画。サン・ピエトロ寺院の扉は25年に1回しか開かない
Ø  ターラント ⇒ 紀元前8世紀スパルタの私生児たちが建設した植民地、貿易と漁業で繁栄。いるかに乗った少年が市の紋章。ローマとの派遣抗争に敗れてイタリアが統一された。郊外には世界遺産となったアルベロベッロというとんがり帽子の石の屋根を持つ独特の家並み(トゥルッリ)の村がある
Ø  シチリア/パレルモ ⇒ ギリシア本土から優れた文明をもって移住した人々により、沿岸部に数多くの植民都市国家が誕生した
Ø  アグリジェント ⇒ シチリア南西海岸。半壊のヘラ神殿からの眺めは絶景。コンコルディア神殿
Ø  ピアッツァ・アルメリーナ ⇒ シチリア島の真ん中で、帝政ローマ時代の貴族の大規模な別荘発見(カサーレの別荘、ローマ社会を写すモザイク画、特に『大狩猟の廊下』)
Ø  エトナ活火山、ナクソス ⇒ 初期のギリシア植民地
Ø  タオルミーナ ⇒ 円形劇場
Ø  メッシーナ ⇒ ティレニア海とイオニア海沿岸を結ぶ戦略拠点
Ø  ヴィラ・サンジョバンニ ⇒ 幅3㎞のメッシーナ海峡を渡った対岸
Ø  クロトーネ ⇒ 古代ギリシアで医者を多く輩出ことでも有名
Ø  パエストゥム ⇒ ナポリの南、ギリシア神殿が3つ残る、なかでも紀元前530年頃建立のポセイドン・ヘラ神殿が最も古い、ほかにアテナ神殿、ポセイドン神殿
Ø  ナポリ ⇒ 発祥の地パルテノペにある1908年創業のホテル・エクセルシオール7階の「ラ・テラッツァ」で食事

第2章        スイスアルプスの白き峯々
Ø  チューリッヒ ⇒ 聖母教会のステンドグラス、チューリッヒ美術館にはフェルナンド・ホドラーが多く所蔵されている
Ø  サンモリッツ ⇒ セガンティーニ美術館
Ø  ムオタス・ムラーユ ⇒ エンガディン渓谷の眺めは天下一品
Ø  マルティニー ⇒ レマン湖の南、地元のピエール・ジアナッダ財団が1976年設立の文化センターでボナール展を見る

第3章        フランスの空は翠色に晴れわたる
Ø  フランスの秘境、ブルターニュ地方
Ø  ルルド ⇒ ピレネー山麓にある、1858年に奇跡が起こって以来のカトリックの

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