ウドウロク 有働録 有働由美子 2016.4.18.
2016.4.18. ウドウロク 有働録
著者 有働由美子 1969年鹿児島県生まれ。兵庫県、大阪府育ち。神戸女学院卒、61年NHK入局。07~10年ニューヨーク特派員。10年3月より「あさイチ」のキャスター。
父は九州出身で教師。妹と2人姉妹
発行日 2014.10.30.
発行所 新潮社
はじめに
ウドウオロクは、逆から読むと、クロウドウ
「あさイチ」を始めて間もなく、担当プロデューサーが、放送終了後、私の発言に対して、「出たね今日も、クロウドウ」と、言うようになった
クロも何も、若いリポーターが、笑顔で表現の稚拙さをごまかした時、「若いからってそれでいいのかしら」と、普通の人が思うだろうことを、素直に親切に述べているだけなのに、「クロウドウ」だといわれる
日常ついつい出るクロさを包み隠さず書いてみた
順風満帆に幸せになった女性が読めば、軽蔑するでしょう
文章での表現を何らかの形でできればという、40女のたった1つの夢という自己愛に基づいて書いた
1.
いろんな人からいろんなことを言われました
わき汗アナ ⇒ あさイチの投書で指摘された
夕方のスーパーのレジは40過ぎの独り者には心がザワつく場所で、並びにくい
好きだった人に、「男社会で長く生き過ぎ」って言われたときは、真正面から受けて戸惑い傷ついた
ついつい口をついて出る言葉にたくさんの稚拙さがある。自分が思っている常識は、どこまでが常識なのか。自分の使っている言葉は、どこまで本当の自分の言葉となっているのか
2.
一生懸命生きてきました。 ええ、仕事に
01年 初めて紅白の司会に ⇒ 総合司会から白組紅組の司会まですべてNHKのアナウンサーだけの布陣。男性アナは阿部渉
3.
酒がなかったら、この人がいなかったら……
まっすぐに優しい人が白
有働の発言は腹黒い
4.
黒ウドウ
低めの声色にあおられて、腹に一物ある感じの話し方になる
5.
白ウドウ
人に嫌われないような方法を探りながら、今日も生きています
タイトルの『ウドウロク』(有働録)は反対から読むと「クロウドウ」。
「あさイチ」を始め、お仕事の事、日頃思う事などが正直な言葉で綴られています。
「シロい」有働さんだけでなく、鋭く「クロい」有働さん両方の魅力が詰まったエッセイとなっています。
「あさイチ」を始め、お仕事の事、日頃思う事などが正直な言葉で綴られています。
「シロい」有働さんだけでなく、鋭く「クロい」有働さん両方の魅力が詰まったエッセイとなっています。
自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も、包み隠さず書いてみました。初のエッセイ集!
上記内容は本書刊行時のものです。
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