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魯山人  河出書房新社編集部  2026.3.24.

  2026.3.24.  魯山人 味・陶器・書・花・人・・・・・業深く崇高な芸術家   編者 河出書房新社編集部   発行日            2015.5.20.  初版印刷          5.30.  初版発行 発行所            河出書房新社  ( 文芸の本棚 )   『 07-12  知られざる魯山人』『 10-03  魯山人の書』参照     【魯山人・味】 ²   料理と器物 ( 魯山人 )          『星岡』昭和 5 年 10 月 l   中国料理の食器を使っている日本料理 わが懐石料理に尊重する器具の例を挙げるならば、染付の各種、青磁万体、呉須赤絵 ( ごすあかえ ) 、金襴手 ( きんらんで ) 類など、残らず中国で生まれたもの。よく日本料理に調和させている。いわゆる古渡り物は、今日なお食器の最高権威として取り扱われている ところが本場の中国では、古い優良な佳器はほとんど地を払って皆無、日本人や欧米人に選り取られた結果。日本では中国の優れた品を今もって使っていて、しかもその使途が動きのとれぬところまで発達しているのは、われながら感服の至り l   よい料理にはよい食器が入用で、よい食器にはよい料理が要求される よい料理には、食器の選定が大いに、必要を生じてくるものである 料理の美と容器の美は両立して初めて最善の馳走ということになる 味覚を十分感じ得る者は、ぜひ器物の鑑賞眼が入用であって、そこに初めて料理通完成を称すべきであると思う よい料理には盛り方の美しさ、色彩の清鮮、包丁の冴え、優れた容器との調和、それらに対する審美眼がなくてはならない。佳味を賞している席、すなわち建築物についての審美眼も必要。さらに林...