調査報道の戦後史 高田昌幸 2026.2.27.
2026.2.27. 調査報道の戦後史 1945 ~ 2025 著者 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授 1960 年、高知県生まれ。法政大学卒業。 1986 年、北海道新聞入社。本社社会部、東京政治経済部、ロンドン特派員、本社報道本部次長などを歴任。 1996 年「北海道庁公費乱用」取材班の一員として新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議( JCJ )奨励賞を受賞。 2004 年「北海道警察裏金問題」取材班の代表として新聞協会賞、 JCJ 大賞、菊池寛賞などを受賞。 2012 年に高知新聞入社、報道部副部長などを歴任。 2017 年より東京都市大学メディア情報学部教授。 2019 年、調査報道グループ「フロントラインプレス」を設立し、代表。著書・共著・編著は『真実 新聞が察に跪いた日』(角川文庫)、『権力 vs. 調査報道』『権力に迫る「調査報道」』『希望』『伝える技法』(いずれも旬報社)、『メディアの罠』(産学社)、シリーズ『地方紙で読む』(旬報社、早稲田大学出版部)ほか多数。分担執筆に『現代ジャーナリズム事典』(三省堂)、『メディア用語基本事典 [ 第2版 ] 』(世界思想社)、『エンサイクロペディア・現代ジャーナリズム』(早稲田大学出版部)など。 発行日 2025.12.15. 初版第 1 刷発行 発行所 旬報社 はじめに '18 年、読売新聞の朝刊 1 面に縦 4 段ぶち抜きで「東京医大女子受験者を一律減点」の記事が載る。記事は 1182 文字で、新聞のニュースが 1000 字を超えるのは稀 '10 年の入試で女子の合格率が 4 割弱となり、前年比倍増となったため、女子の合格率を 3 割前後に抑えるために女子の一律減点が始まり、 3 割前後を達成 医学部のある大学を調査したところ、ほかにも 9 大学で女子や浪人生に対する差別扱いの事実があったことが判明 この記事は '21 年、...