人生を狂わす名著50 三宅香帆 2024.12.1.
2024.12.1. 人生を狂わす名著 50 著者 三宅香帆 ( 京都天狼院 ) 作家・書評家。 1994 年高知県生まれ。京大大学院人間・環境学研究科在学中。その一方、開店以来書店業界にディープインパクトを与え続けている天狼院書店 ( 京都天狼院 ) のオープニングスタッフとして採用され、現在も働いている。 2016 年、天狼院書店のウェブサイトに掲載した記事「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト 20 を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫」がハイパーバズを起こし、 2016 年の年間総合はてなブックマーク数ランキングで第 2 位となる。本好きの SNS の間でその選書センスと書評が大反響を呼び、書籍化に至る。大学院での研究領域は国文学で、テーマは「万葉集における歌物語の萌芽」。一語一語を解釈して精読することによって歌や物語をちゃんと読めるようになることが現在の目標。卒業後は博士課程進学予定。ブックオフに開店と同時に入り浸って不審な目で見られる小学生だったが、今や深夜に本屋をうろついて不審がられる日々。ちなみに人の本棚フェチ。 発行日 2017.10.1.. 第 1 刷発行 発行所 ライツ社 ( 「 14 歳の世渡り術」シリーズ ) 2024 年、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』にて、「第 2 回書店員が選ぶノンフィクション大賞 2024 」を受賞し、「第 17 回オリコン年間本ランキング 2024 」の 新書 部門においても年間 1 位を記録したニュースを見て興味 『 24-11 ( 萌えすぎて ) 絶対忘れない ! 妄想古文』参照 まえがきにかえて――人生が狂うってどういうこと ? 私にとって、読書は戦い。人生を賭けて戦っている。幼少から読書が一番の現実逃避方法だった。現実逃避で本を読んでいたのに、いつの間に...