ピッケルと口紅 北村節子 2026.2.24.
2026.2.24. ピッケルと口紅 地球あちこち登った笑った考えた 著者 北村節子 1949 年生まれ。 72 年に読売新聞東京本社に入社。小 3 の子連れの同僚と結婚。 2001 年、読売新聞社調査研究本部主任研究員。 08 年、退職。日本山岳会会員。主な共著書に『シングルウーマン』(有斐閣)、『「スピン」とは何か』(講談社)ほか多数。本書は『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』( 1997 年、東京新聞出版局)を復刻したもの。 発行日 2025.9.1. 初版第 1 刷発行 発行所 山と渓谷社 ( ヤマケイ文庫 ) 初出 『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』 ( 東京新聞出版局、 1997 年刊 ) の文庫版 はじめに 山女の集まりに新風を吹き込んだ女性記者 田部井淳子 1997 年 1981 年、日本人として初めて入山したチベットのシシャパンマの第 2 キャンプで田部井と北村 2 人の最初に出会いは 1971 年、エベレストの許可が下り、登山計画を話し合う第 1 回合宿ミーティングの席。彼女は新聞記者として参加。翌日入隊の申し出。慣習にとらわれず、ずけずけ物怖じせずにものをいう度胸に驚き、どんな困難も彼女とならば超えられると思うようになる 第1章 エベレスト l 「物語」はかくして始まる 長い「物語」のきっかけは ’73 年の小さな新聞記事。「日本女子隊にエベレスト登山許可」の見出しを見て、入社早々の新米記者の筆者はインタビューに出かける '70 年にアンナプルナ III 峰を制した女子登攀クラブが次の目標をエベレストにした 隊員の合宿する鳩ノ巣を訪ねた後、隊長の田部井を川越の自宅に訪問。人柄に魅せられてその翌々日には...