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明朝体の教室  鳥海修  2024.4.21.

  2024.4.21.  明朝体の教室  ~ 日本で 150 年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか   著者 鳥海修 書体設計士。 1955 年山形県生まれ。多摩美術大学卒業。 79 年写研入社。 89 年字游工房の設立に参加する。ヒラギノシリーズ、こぶりなゴシック、游書体ライブラリーの游明朝体・游ゴシック体など、ベーシックな書体を中心に 100 以上の書体開発に携わる。 2002 年佐藤敬之輔賞、 05 年グッドデザイン賞、 08 年東京TDCタイプデザイン賞を受賞。 12 年から「文字塾」を主宰し、現在は「松本文字塾」 ( 長野県松本市)で明朝体の仮名の作り方を指導している。 22 年には個展「もじのうみ 水のような、空気のような活字」 ( 京都 ddd ギャラリー)を開催した。著書に『文字を作る仕事』(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本 ―― 職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』 ( 河出書房新社、共著) 小宮山博史(こみやまひろし) 書体設計士、書体史研究家。 1943 年東京生まれ。國學院大学卒業。 1971 年佐藤タイポグラフィ研究所に入所し、書体研究家・佐藤敬之輔に師事する。書体デザインの成果は、平成明朝体、中華民国国立自然科学博物館中国科学庁表示用特太明朝体、韓国サムスン電子フォントプロジェクトなどがある。書体史研究の成果は、『日本語活字物語──草創期の人と書体』(誠文堂新光社)、『明朝体活字字形一覧─ 1829 年~ 1946 年─』(文化庁)などに見られる。 2010 年竹尾賞デザイン評論部門優秀賞、 2011 年佐藤敬之輔賞受賞 日下潤一(くさかじゅんいち) グラフィックデザイナー。 1949 年香川県生まれ。 1974 年~ 1976 年渡米。帰国後、大阪にビーグラフィックスを設立し、 1984 年東京に移転。装丁を手がけた書籍に『海峡を越えたホームラン』(関川夏生、双葉社)、『五体不満足』(乙武洋匡、講談社)、『孤独のグルメ』(久住昌之+谷口ジロー、扶桑社)などがある。雑誌では「芸術新潮」( 1989 年~ 2014 年)、「小説現代」( 2005 年~ 20018 年)などのアートディレクションを担当。 「印刷史研究会」を小宮山博史らと結成・運営