投稿

6月, 2020の投稿を表示しています

危機と人類  Jared Diamond  2020.6.19.

イメージ
2020.6.19.  危機と人類  上下 Upheaval: Turning Points for Nations in Crisis                2019 著者  Jared Diamond   1937 年米ボストン生まれ。カリフォルニア大ロサンゼルス校 UCLA 地理学教授。ハーバード大で生物学 ( 首席卒業 ) 、ケンブリッジ大で生理学を修める ( 博士号取得 : 生理学 ?) が、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。 UCLA 医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリッツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブルー・プラネット賞など 82 歳の現在も大学で学部生向けに地理学を教え、引退の予定はない。余りの博識ぶりと研究対象範囲の広さに、ある書評に「ジャレッド・ダイアモンドというのは、匿名の専門家グループが使うペンネームではないかと疑われている」と書かれたほど。自宅近くの渓谷で毎日バード・ウォッチングをし、週何回かはジムでバーベル・トレーニングをこなし、週 1 度はイタリア語会話のレッスンを受け、クラシック音楽の室内楽団でピアノを演奏している。ロサンゼルス在住 訳者  小川敏子 翻訳家。東京生まれ。慶應大文学部英文科卒。小説からノンフィクションまで幅広いジャンルで活躍 川上純子 津田塾大学芸学部国際関係学科卒。出版社勤務を経て、シカゴ大大学院人文学科修士課程修了。フリーランスで翻訳・編集の仕事に携わる 発行日            2019.10.25.   1 版 1 刷 発行所            日本経済新聞出版社 遠くない過去の人類史から何を学び、どう将来の危機に備えるか ? ペリー来航で開国を迫られた日本、ソ連に侵攻されたフィンランド、軍事クーデターとピノチェットの独裁政権に苦しんだチリ、クーデター失敗と大量虐殺を経験したインドネシア、東西分断とナチスの負の遺産に向き合ったドイツ、「白豪主義の放棄とナショナル・アイデンティティの危機に直面したオーストラリア、そして現在進行中の危機に直面するアメリカと日本・・・・・・・。 国家的危機に直面