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軽井沢検定 公式テキストブック 改訂版  軽井沢検定公式テキスト編集委員会  2024.7.1.

  2024.6.9.  軽井沢検定 公式テキストブック 改訂版   著者 軽井沢検定公式テキスト編集委員会 ( 委員長 市川健夫 )   監修 市川健夫 東京学芸大名誉教授   発行日            2010.1.15.  第 1 刷発行        2011.4.30.  第 2 刷発行 発行所            軽井沢観光協会   1.    浅間山の自然 l   活火山浅間の形成と火山活動 浅間山は活火山、標高 2568m 。近世まで「浅間嶽 ( だけ ) 」と記され、「嶽」は火山の意、「岳」は褶曲 ( しゅうきょく、平らな土地が横からの圧力で重なり合う ) 山地の意。浅間山と呼ばれるようになったのは明治から 軽井沢の地名が出てくるのは近世になってからだが、歴史にも登場 7 世紀浅間南麓には、、 7 つの官道の 1 つ東山道が通り、「長倉駅 ( 現在の中軽井沢 ) 」、「長倉牧 ( 国営牧場、御牧・勅使牧とも ) 」の遺跡が発掘されている 「碓日坂」は現在の入山峠 (1035m) 。奈良・平安時代、峠のことを「坂」といった 浅間山の噴火は日本書紀に記されている。上信火山帯の南端、北に草津温泉、白根山、菅平の四阿山 ( あずまやさん ) 、志賀高原、秋山郷の苗場山が北端。溶岩と火山灰・火山礫 ( れき ) ・火砕流などが互層になっている成層火山で、コニーデ火山。第 1 外輪山が黒斑 ( くろふ ) 山 (2404 m ) 、牙 ( きば ) 山 (2111m) 、剣ヶ峰 (2281 m ) 、第 2 外輪山は前掛山 (2524 m ) 、中央火口丘の釜山 (2568 m ) からなる三重式火山。小浅間山 (1655 m ) 、離山 (1255 m ) 、石尊 ( せきそん ) 山 (1667 m ) は寄生火山 l   火砕流が堆積したシラス台地と溶岩流の鬼押出し 浅間の火砕流の南端は、佐久市の中込原まで達している 小諸の懐古園は、浅間山のシラス台地の末端にある平城 ( ひらじょう ) の跡だが、 12 の頭部浸食谷があって、天然の要害地になっている 千曲川の水害で最大のものは 1742 年 ( 寛保 2 年 ) の「戌 ( いぬ ) の満水」で、秋雨前線豪雨により小諸