グロテスクな日本語 福田和也 2025.4.13.
2025.4.13. グロテスクな日本語 著者 福田和也 1960 年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。『日本の家郷』『教養としての歴史 日本の近代(上・下)』『人間の器量』『死ぬことを学ぶ』『昭和天皇』『〈新版〉総理の値打ち』等、著書多数。 発行日 1995.10.20. 初版発行 発行所 洋泉社 初出誌一覧 『朝日カメラ』『 Views 』『 Voice 』『エスクワイア』『海燕』『クレア』『言語』『産経新聞』『 GQ 』『新潮』『新潮 45 』『正論』『宝島 30 』『ちくま』『図書新聞』『波』『鳩よ ! 』『Φ ( ファイ ) 』『文学界』『マルコポーロ』『三田評論』『読売新聞』『 Ronza 』 ( 発表年月日は不詳 ) 著者は、『日本の地下水脈』で保阪正康が絶賛 I この国のスガタ II 文化の終焉 III 上手な酒の飲み方など私に講釈しないでくれ IV グロテスクな日本語 V 猿の耳に鳴っている音 VI 本狩り 20 番勝負 I この国のスガタ l 孤立と直面する矜持 この何年かの間に、日本のアジア回帰を唱える議論を目にするようになった 異論はないが、アジアに根付くべきとか、アジアの一員とならねばならぬとする点には引っ掛かる。過去 100 年以上にわたって、脱...