バンヴァードの阿房宮 Paul Collins 2014.12.30.

2014.12.30. バンヴァードの阿房宮 世界を変えなかった十三人 Banvard’s Folly Thirteen Tales of People Who Didn’t Change the World 2001 著者 Paul Collins 1969 年ペンシルヴェニア州バーキオメンヴィル生まれ。アメリカの作家、編集者。少年時代から本に埋もれて過ごし、大卒後市民大学の講師などをしながら様々な雑誌にエッセイを寄稿。古書に関する膨大な知識を基に書き上げた本書を 01 年発表。 訳者 山田和子 1951 年生まれ。翻訳家・編集者 発行日 2014.8.10. 印刷 8.20. 発行 発行所 白水社 19 世紀にミシシッピ川流域の風景を描いた巨大パノラマがでアメリカ、ヨーロッパを巡業、巨万の富と名声を得ながら今日まったく忘れられた画家、新発見のシェイクスピア劇の上演で大騒動を巻き起こした贋作者、トンデモ学説の元祖 ( 地球空洞説 ) の提唱者、驚異の放射線 ”N 線 ” を発見した物理学者、でたらめの台湾語と奇怪な逸話満載の『台湾誌』でロンドン社交界の寵児となった偽台湾人、幻のニューヨーク空圧式地下鉄計画の推進者などが次々登場。壮大な夢と特異な才能を持ちながら、運が悪かったのか、それとも何かが間違っていたのか、世界を変えることなく歴史から忘れられた偉人たちの数奇な人生を紹介したポートレート集 まえがき 歴史の脚注の奥に埋もれた人々。傑出した才能を持ちながら致命的な失敗を犯し、目のくらむような知の高みと名声の頂点へと昇り詰めた後に破滅と嘲笑の只中へ、あるいは全き忘却の淵へと転げ落ちた人々。そんな忘れ去られた偉人たちに惹かれ続けてきた 勝利したイノベーション、その栄誉を勝ち得た一人ひとりの背後には必ず、同じ夢を追求して敗れた者がいる。この敗者達はタイミングが悪かったのか。歴史上の勝利者たちの推進力である...